奨学金返済と風俗

風俗で働く理由ランキング1位「奨学金返済」について。

風俗で働くきっかけとして、多い理由の一つに「奨学金」があります。僕が関わっている風俗店にも奨学金(借金)を抱えたキャストがたくさんいます。

ひとことで借金というと、消費者金融とかクレジットカードの使い過ぎといったように、自業自得、なんだか後ろ暗いイメージがありますが借金の中には、多くの人が利用している奨学金など、将来のための前向きな借金も含まれると言えるでしょう。

そして、その奨学金を返済するために風俗で働いている女性が多いのも現実です。今回は「奨学金」について詳しく解説していきます!

奨学金と夜のお仕事の関係性について

夜の世界と奨学金の返済は無関係とはいえません。

風俗業界で働いているキャストの中にも、奨学金を受給している・していたという女性が珍しくありません。

客観的な統計や調査はありませんが、ここ数年で「奨学金の返済の為に夜の世界で働いている」という女性が増えているのは、女性の面接やカウンセリングの仕事に携わっている者の実感として感じています。

なぜ夜のお仕事を選択するのか

奨学金の返還は借りた額にもよりますが、一般的には月に1万円~3万円程度が多いようです。

これだけなら簡単に返済できそうですし、風俗で働く必要も無いんじゃないかと考えがちですが、総額にすると200万円~600万円ほど。

これだけの金額をアルバイトやパートなどの非正規雇用で返済するとなかなか大変なものです。

大学や専門学校を卒業したものの就職活動に失敗し、アルバイトで食い繋いでいても一向に生活が安定しないので、短期間でも風俗で働いて一括返済をすることで自分の人生をリセットしようとする女性が多いのです。

少なくとも奨学金を始めとした借金に悩んでいる女性は、高収入で働く時間を設定できる夜のお仕事を選択肢に入れざるを得ない、と思います。

特に一人暮らしの女性に多い

奨学金を受給している女性は、実家がそれほど裕福ではない場合が多いように感じます。

例えば、地方出身で大学進学のために上京し一人暮らしをしている場合、実家暮らしの学生と比べて、家賃や光熱費などの生活費も自分で負担しなくてはなりません。

すると学校と並行してアルバイトをする必要があります。通学時間や働く時間を考えるとどうしてもアルバイトでは必要な稼ぎには足りず、穴埋めとして夜の仕事を利用する女性が多いのです。

在学中に風俗業界に飛び込む女性

ではなぜ在学中に風俗の業界に飛び込むのでしょうか?

やはり「遊興費を稼ぐためのアルバイトではなく、大学生活と両立しながら生活費を稼ぐ」には短時間で稼げる風俗業界を選択した方が早い、ということが言えるでしょう。

学生ならでは、空いた時間を無駄にせずいつでも仕事に入れる利便性が風俗のアルバイトには最適といえます。

後に先が見えない労働環境の中で生活費と奨学金の返済をしていくことは精神的にキツイからこそ、在学中に夜の世界で働きはじめて、学校を卒業したあとも働いている女性が多いといえるでしょう。

まとめ

ちなみに僕は「奨学金制度が問題だ」と言うつもりは全くありません。

“奨学金受給と夜のお仕事との関わりは直接的な問題ではない”という前提で、この問題について考えていきたいと思っています。

なのでこの記事では、性風俗で働かざるを得ないような奨学金の問題をどうにかしないといけないという趣旨では全くありません。

性風俗で働きながら奨学金で大学に通う(通った)人たちの状況を聞く機会が多いので、彼女たちの置かれていた状況から奨学金問題をみることで、なにか解決のヒントがあるのではないかとも思います。

性風俗の世界に関わりを持つことになった彼女たちの意見から見えてきた現実は、『時間的余裕の無さ』だと思います。

奨学金を受給したこと自体が、性風俗へのきっかけになっているわけではなく、「学費だけでなく生活費も足りない」という状況の女性が増えてきている現実が見えてきます。

生活費が足りなければ自分で稼ぐ必要が出てきますが、キャリアやスキルがまだない学生にとっては、お金を稼ぐということはイコール時間を売るということだと思います。

時間をうまく使いたくても、学業と並行して行うには厳しいのは当たり前です。

こうした中、短時間である程度稼げて、現金日払い可能、当日出勤(欠勤)可能という自由度の高い風俗業界の仕事を奨学金受給者が選んでいる現状は合点がいくと思います。

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